自分の子供時代からの軌跡を振り返ったとき
スティーブ・ジョブズの言葉とは違って
私は常に早く「settle」することを選んできたと思う。
早めに足場を決めて、そこでまずできることを始める。
周りの変化に左右されることない静かな環境で
じっくりと自分のペースで物事に向き合い、
道を究める。
足場のなかった自分にとって
それが理想だと思ってきたが、
正直なところそれを試みて良かったためしはない。
早く求める「足場」というのは、結局中途半端な足場であり
どこかに妥協が存在する。
高さが足りないから
結局歩みは遅くなる。
世の中はただ頑張れば報われるものではない。
報われるように頑張らなくては何も得られない。
高みを目指しても
スタートラインに立たない限り
何も始まらない。
そこまでの長い道のり。
しかし、それが最終的に世の中に大きな益をなすならば
自分が費やしてきた時間などちっぽけなものだ。
長い時間を耐え抜いて、
「さあ、はじめよう」と
4月にはここで言えることを願っている。
42 days to go.