肝硬変の患者さん、肝細胞癌の患者さんの場合は、再発リスクを高めますのでお勧めはしません。一方で、転移性肝癌のように肝臓自体に疾患がない方の場合は、術後十分に開腹した時点で試してみてよいとお伝えしています。肝臓は機能的には2週間前後、大きさは1か月前後でほぼ元に戻りますので、解毒代謝能は退院時にはほぼ戻っています。
肝臓外科医 進藤潤一のページ
肝硬変の患者さん、肝細胞癌の患者さんの場合は、再発リスクを高めますのでお勧めはしません。一方で、転移性肝癌のように肝臓自体に疾患がない方の場合は、術後十分に開腹した時点で試してみてよいとお伝えしています。肝臓は機能的には2週間前後、大きさは1か月前後でほぼ元に戻りますので、解毒代謝能は退院時にはほぼ戻っています。